生産現場改善
カイゼンから要件定義
事前の業務改善をせずに,システム化しても無駄はなくなりません。
無駄を組み込んだシステムができるだけです。
現場での日々のカイゼン,これもシステムとは別に進めなければなりません。
5Sの徹底など進めるべき事柄はコンピュータの外側にも多くあります。
しかし,企業の目標達成の手段としては別々に進めるものではありません。
同じ方向を目指さなければなりません。
コンサルタントと開発陣との密な連携はシステム化の前段から必須です。
業務内容を熟知した開発陣
コンサルタントと開発陣のコミュニケーションが必要と言われますが コミュニケーションをとれるスキルが双方に必要になります。
開発言語ではありませんが,英語の通訳も業界を知らない通訳を頼むとお互いにチンプンカンプンになる事があります。
業界を知った通訳であれば,こちらの言わんとしている事を理解したうえで英訳したりこちらの意図を確認しながら話を進めたりできます。
システム開発も同じです。
仕様書から開発言語に置き換えるときに意図を読めないと上手くいきません。
コンサルティングから稼働後の評価・運用へ
適切で納得できる評価を実施する。
責任は明確になります,しかし誰かを吊し上げる事が目的ではありません。
今後のシステム性能向上のプランニングを話あう土俵を作らなければいけません。時間経過とともに陳腐化するシステムをリフレッシュするのは必要です。
システムの陳腐化は開発時点から始まっています。
開発に半年かけたとして,半年間何も変わらず何も変えずにきたでしょうか?
システムは稼働後も貴社の業務とともに成長させるべきものです。
成長させなければ陳腐化してしまいます。
稼動はゴールではありません。スタートです。